2016-06-02 

ECUのESD推進について

佐々木進市会長が理事長を務めるECUから、以下のようなESD推進に関する方針が示されましたので、ご紹介します。

(以下、ECUホームページより)

ECUでは環境カウンセラーの基本的な職分としてESDを位置づけ、ESD by ECUとして推進しているところです。

平成28年度は新しくできたESD活動支援センターや地域のEPOなどとの連携を強めていくことはもちろん、その特色を生かした環境カウンセラーならではの環境課題解決に役立つ実践的なESDを推進してまいります。具体的には今後公表させていただきますが、今回は情報提供として「ESD国内実施計画」の関連部分を紹介させていただきます。

 

「ESD国内実施計画」の正式名称は、

我が国における「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するグローバル・アクション・プログラム」実施計画、です。

平成28年3月10日に、「持続可能な開発のための教育に関する関係省庁連絡会議」により決定されました。

この計画書の8ページに次のような記載があります。

● 地域の実情を踏まえた幅広い実践的な環境人材の育成

  環境カウンセラー制度、環境教育等促進法に基づく人材認定等事業登録制度、水俣病発生地域次世代育成支援事業、公害資料館ネットワーク支援等を通じ、地域の実情を踏まえた幅広い実践的な人材の育成・活用を図る。

 

「環境教育等促進法に基づく人材認定等事業登録制度」とはECUの事業で言えば、環境教育インストラクターになります。

つまり、「地域の実情を踏まえた幅広い実践的な環境人材」として、環境カウンセラーと環境教育インストラクターが期待されていることになります。

ECUは、この期待を重く受け止め、私たちの活動をESD by ECUとして推進していきます。

 

また、12ページには次のような記載があります。

● ESDの実践者を支援する者の育成

  地域において、ESDの実践者を効果的に育成するため、実践者育成のための研修プログラムを設計する人材や多様な主体の協働によるESDをコーディネートする人材等、ESD実践者を支援する役割を担う人材を育成し、その活動を支援する。

 

ECUは、このこともESD by ECUとして推進していきます。

 

ESD国内実施計画は環境省の下記のホームページからダウンロードできます。

https://www.env.go.jp/press/102193.html


2016-05-31 

佐々木進市会長が環境大臣賞「環境保全功労者」に決定しました

本日、環境省大臣官房より発表がありました。佐々木進市会長が「環境保全功労者」として環境大臣賞を受賞されます。

今年の環境保全功労者は4名です。

環境大臣賞全体では117件(41名、76団体)の受賞です。

ダウンロード
平成28年度環境保全功労者等一覧表
受賞者リスト.pdf
PDFファイル 235.4 KB


2016-04-18

会員を募集しています

風人いばらき環境カウンセリング協会の平成28年度会員を募集しています。

希望者は「お問い合わせ」欄からメールで入会申請書を請求してください。

環境カウンセラーか環境教育インストラクターの方が会員になることができます。

        【会則(一部)】

        会員は環境カウンセラーか環境教育インストラクターに限る。

        会員の資格有効期間は一年間(4月〜3月)です。

        会員資格は人柄(適格性)と実践力、実績を重要視しています。

        これらは長期的視点と短期的視点の両方で評価される必要があります。

        そのため、会員の資格有効期間は一年間とさせていただいています。

        会員は一年毎にあらためて入会審査をうけ,合格することが必要です。

        現在、新規会員の募集は不定期に断続的に行っております。

        募集情報は適宜ホームページに掲載します。

        年会費は千円です。(イベントなどの参加費等は都度徴収いたします)


2016-04-17

例会などの日程を12月分まで掲示しました。

詳しくは「例会日程」をご覧ください。

なお、環境教育インストラクター申請資格取得セミナーは10月29、30日に取手市で開催いたします。


2016-04-14

「環境学習プログラムの体系的開発に関する調査研究報告書」(情報提供)

独立行政法人国立科学博物館の平成21年度文部科学省委託事業の調査報告書の一読をお勧めします。

次のアドレスからご覧になれます。

http://www.kahaku.go.jp/learning/researcher/pdf/environment_program21.pdf


茨城県南地区の環境教育インストラクター申請資格取得セミナー募集中です!

日時:2016年3月26日(土)・27日(日)、両日共10時から16時30分頃

場所:取手市福祉会館(常磐線取手駅徒歩約10分)

 詳しくは セミナー


2016-02-09

近い将来の学校教育の枠組みの変更に合わせた環境教育・ESDの必要性

我国の「教育」には、学校教育、社会教育、組織内教育、そして「受験教育」の4つがあると考えられます。

一般的に影響力があるのは「受験教育」であり、これが2020年頃より、大きく変わろうとしています。センター試験がなくなり、入試問題が「合教科・科目型」「総合型」などに変更されるので、当然教科書も変更されていくことになります。

その基本的な内容を見てみますと、「環境問題」のような簡単に答えの出ない「問題」の解決を目指す人材の養成を考えていると思われます。

要するにESDの方法論と相通ずるものです。逆に言えば、受験社会がESD方式を採用するようになると考えることもできます。

私たちはこの動きと連動して活動していかなければなりません。

 

参考:中央教育審議会の平成26年12月22日の第96回総会「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について(答申)」

詳しくは文部科学省のホームページを

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1354191.htm


2016-02-06

環境省平成27年度「地域活性化に向けた協働取組の加速化事業」報告会

本日、佐々木進市会長が東京都新宿区で開催された報告会に参加しました。

佐々木会長は関東地区委員として本事業に参加しました。

本年度採択された全国17(北海道から沖縄まで)の取組が紹介されました。

写真右

環境省総合環境政策局環境経済課民間活動支援室 

鈴木義光室長の挨拶

 

写真左 佐々木進市会長


 

 

写真左2つ

第2部コミュニケーションタイム(ポスターセッション・ブループワーク)



2016-02-05

環境・エネルギー分野における中核的専門人材養成プログラム開発事業成果報告会

本日、佐々木進市会長がECU理事長として東京都中野区で開催された報告会に参加しました。

佐々木会長はECU片亀光副理事長と共に本事業の実施委員会委員に就任しています。

本事業は「平成27年度文部科学省委託事業「成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業」<環境・エネルギー分野における中核的専門人材養成プログラム開発事業>

建築・土木・設備職域プロジェクト、能力開発職域プロジェクトなど5つのプロジェクトからなる人材養成プログラム開発事業です。

平成28年度から検定試験(住環境エネルギー検定試験)も実施予定で、その準備のために今年度実施された「検定実証実験」には4つの専門学校の学生と、「社会人部門」としてECUの役員6名が参加しました。社会人には今後CPD認定プログラム化も予定しています。

写真右

文部科学省生涯学習政策局 生涯学習推進課 専修学校教育推進室 室長補佐 倉本光正 氏

 

写真左 佐々木進市会長



2016-02-04

会員の皆さまへ 3月5日ECUの緊急勉強会について

本日、ECUより以下の連絡がありました。参加希望の方は、佐々木会長までお申し出ください。

 

*******************

ECU正会員各位

年度末でご多忙の折と思います。

いかがお過ごしでしょうか。

さて、COP21でパリ協定ができました。すでに日本語仮訳を読まれた方も多いのではないかと思います。

京都議定書に替わるこの新しい国際的な枠組みの中で、我が国においても排出権取引を含む各種温暖化対策、全国的な適応計画、バイオマスを含む多様なエネルギー源の確保、これらを推進するための環境教育などへの取り組みが大きな流れ(事業、予算など)となって動き出そうとしています。

今年はそのスタートの年になります。

そこで、ECUでは(1)このような動向をしっかり認識し、(2)それに私たち環境カウンセラーがどう対応していくべきか、また、(3)私たちにどのような活動機会があるのか、を議論する場として緊急勉強会を開催することにいたしました。

話題提供者・講師としての政府代表として参加された環境省の福井和樹様をお招きし、このような新しい時代の潮流に対応するための環境カウンセラーへの期待を直接語っていただきます。

環境カウンセラーと環境省、また、環境カウンセラー同士の意見交換も行いたいと思います。

従いまして、この勉強会は「座学」ではありません。「論客」の皆様のご参集を期待しております。

貴会よりの参加者をお待ちしています。

どうぞよろしくお願いします。

 

テーマ

緊急勉強会:COP21・パリ協定を踏まえた今後の国内動向と環境カウンセラーの活動機会づくり

 

日 時 2016年3月5日(土)1:15(受付)〜16:30

場 所 エッサム神田ホール1号館9階プレゼンルーム1(東京、神田駅徒歩1分)

参加費 1000円(当日徴収)

募集人員 30名限定(先着順)

 

司 会 佐々木進市 ECU理事長

話題提供者・講師 福井 和樹 様

  環境省地球環境局国際連携課

  国際地球温暖化対策室 室長補佐

  「2016年G7環境大臣会合」開催準備室 主査

応募方法 ECU事務局宛に、タイトルを「3月5日勉強会参加希望」とし、氏名、所属協会名、メールアドレスを明記の上、メールでお申し込みください。

宛先のECUメールアドレスは minnanoecu@green.email.ne.jp です。


2016-01-31

茨城県南地区の環境教育インストラクター申請資格取得セミナーの募集開始しました

環境カウンセラー全国連合会主催、弊会共催で開催します。

日時:2016年3月26日(土)・27日(日)、両日共10時から16時30分頃

場所:取手市福祉会館(常磐線取手駅徒歩約10分)

募集人員:最大15名

参加費:7000円、エコピープル5600円

*環境カウンセラー全国連合会佐々木理事長が二日間コーディネートします。

 詳しくは セミナー

 

★★ECUの「環境教育インストラクター認定」は環境大臣に認定された人材認定事業です。本セミナーの受講修了者は環境教育インストラクター認定の応募資格を得ることができます。詳しくはECU・環境カウンセラー全国連合会の次のホームページをごらんください。

環境教育インストラクター


2016-01-20

IGES/GISPRI共催「COP21報告シンポジウム」に参加しました

写真左から佐々木進市会長、ECU竹本秀人常務理事

佐々木進市会長(ECU理事長)とECU竹本秀人常務理事が参加しました。COP21に参加した外務省、経済産業省、環境省、林野庁、経団連の担当者が講師となって、パリ協定の内容報告が行われました。場所:新霞ヶ関ビル

なお、1月15日には国連大学で開催されたSDGsについてのシンポジューム「2030年持続可能な発展目標:日本と世界の変革へ向けて」にECU藤本晴男副理事長が参加しました。



2015-12-07

COP21現地報告届く

佐々木会長が理事長の環境カウンセラー全国連合会は副理事長の藤本晴男氏を、今、パリで開かれているCOP21に特派員として派遣しています。

藤本晴男氏から特派員報告が届きました。

会員の皆様に回覧しますのでご確認ください。

帰国後は報告会とCOP21を受けた環境カウンセラーの今後の行動方針を定める集会を開催する予定です。

パリの「結論」は京都議定書の時とどう違うのか、今後の流れを説明できることが、わたしたちに求められています。


2015-11-28

佐々木進市会長「関東ESD学びあいフォーラム」参加(報告)

本日、佐々木会長が参加しました。

内容は次の通りです。

【開催趣旨】

「ESDの10年」が2014年で終了し、新たにESDの取組の推進・

拡大を目指す「ESDに関するグローバル・アクション・プログ

ラム(GAP)」がスタートしました。

 環境省では「ESD環境教育プログラム実証等事業」を全国で

展開し、地域や学校ではESD的な授業や活動が実践されていま

す。さらにESDを地域で推進するためには、実践者や、地域の

コーディネーターがESDの視点を持って取り組むためのポイン

トやモデルプログラム、具体的な実践例を紹介し、あわせて

NPOと学校、企業と学校、地域での連携・協働ができそうなと

ころをつなげて行くことが必要です。

 本フォーラムでは、モデルプログラム、関東ESD環境教育プ

ログラム実証等事業の実践例等を題材とし、自分たちのプロ

グラムがESDの視点を導入することでどう変化したか、そのとき

のポイントは何だったかを整理・共有し、参加者の皆様に各

フィールドで展開していただくことを目的としています。 

【プログラム】

12:30 受付開始

13:00 開会あいさつ

13:05 全体会

 ○トークセッション「こうしてESDプログラムは誕生した」

   岡本弥彦氏(岡山理科大学)

   大塚 明氏(静岡県田方地区教員研修協議会指導講師)

 ○事例紹介「ESDプログラムに変身!そのとき何が起きた!?」

   ①太陽エネルギーって何だろう

    ~太陽の恵みが暮らしを支える・かえる~

    加藤正幸氏(チャウス自然体験学校)

   ②「環境人(エコんちゅ)になろう!」

    浦安市立入船小学校での実践について

    広田由紀江氏(ELCoの会)

   ③子どもの探究心を育てる理科・生活科

    「もののとけ方」

    堤 良一氏(千葉県市川市立中山小学校)   

14:20 各分科会部屋へ移動・休憩

14:30 分科会(90分)

   (実践事例発表と意見交換)

16:00 全体会(まとめ&ふりかえり)

16:30 終了


2015-11-25

茨城県南地区の環境教育インストラクター申請資格取得セミナーは3月に開催

環境カウンセラー全国連合会主催、当会共催で開催します。

日時:2016年3月26日(土)・27日(日)、両日共10時から16時30分頃

場所:取手市福祉会館(常磐線取手駅徒歩10分)

募集人員:最大15名

参加費:7000円、エコピープル5600円

申し込み:1月に募集を開始します。

*環境カウンセラー全国連合会佐々木理事長が二日間コーディネートします。

 

★★ECUの「環境教育インストラクター認定」は環境大臣に認定された人材認定事業です。本セミナーの受講修了者は環境教育インストラクター認定の応募資格を得ることができます。詳しくはECU・環境カウンセラー全国連合会の次のホームページをごらんください。

http://www.minnanoecu.com/環境教育インストラクター/


2015-11-19

「ある知識についての多様な知識」勉強会を開催しました(報告)

環境カウンセリングの定義の一部に「知識の付与」ということがあります。

その「知識」とはなんでしょうか。という、ミニ勉強会を開催しました。

例えば、日本の平均気温は何度という「知識」はほとんどの人が持っていますが、その平均気温を誰がどこで、どうやって測って、どう計算しているのか、はたまた、「平均」ってなに、などということになると、ほとんどの人がわからないのではないでしょうか。

じゃあ、世界各国の平均気温の測り方について、違いはあるの、などということになると、もうお手上げかもしれません。

「環境カウンセラーの付与する知識」とは、このような「ある知識についての多様な知識」ではないのか、という勉強会でした。


2015-10-25

茨城県南地区で環境教育インストラクター申請資格取得セミナー開催決定

2015年度の最終四半期に、環境カウンセラー全国連合会と共催で開催することが決定されました。

日時、場所など詳細は、別途ご案内しますので、お楽しみに。


2015-09-04

「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトに賛同します

本日、環境省に、「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトへの賛同票を送りました。


2015-08-18

日本ユネスコ国内委員会資料の紹介

持続可能な開発のための教育(ESD)の更なる推進に向けて

平成27年8月4日

日本ユネスコ国内委員会教育小委員会ESD特別分科会

ダウンロード
報告書.pdf
PDFファイル 4.2 MB


2015-08-09

ESD普及の阻害要因(参考) / The factor that disturbs the spread of ESD

持続可能な開発のための教育(ESD)の更なる推進に向けて

平成27年8月4日

日本ユネスコ国内委員会教育小委員会ESD特別分科会

https://www.eeel.go.jp/news/?news_id=3764


10年以上やってきても、なかなか普及しないESD。

右の「理由」をみると、環境カウンセラーの出番がたくさんあることがわかります。


お悩みの時は、ぜひ、わたしたち環境カウンセラーにご相談ください。



2015-07-18

足尾銅山鉱毒事件のドキュメンタリー映画

Documentary film of the Ashio Copper Mine Mineral Pollution Incident


佐々木会長は、来週、映画鑑賞会に参加します。

Chairperson Sasaki will participate in movie viewing party next week.


2015-07-07

「ESDを踏まえた環境教育」推進ガイドブック 〜今までの学習指導を見直してみよう〜

平成 21 年3月 神奈川県立総合教育センター  (情報提供)

Environmental education promotion guidebook on the basis of ESD

Kanagawa Prefectural synthesis education center,2009

わたしたちはこのガイドブックで提唱している考え方を大変高く評価しています。

We appreciate a way of thinking proposing by this guidebook very much.

(抜粋)Extract

Q2.「ESDを踏まえた環境教育」とは何ですか。 

What is "the environmental education on the basis of ESD?"

A2.「ESDの核」の考え方を取り入れた環境教育です。「ESDの核」とは、

持続可能 な社会を目指す「価値観」、そのために必要な「能力」、そしてこれらをはぐくむため の「学び方・教え方」の三つのことです。また、それらのねらいは、現行の学習指導 要領ではぐくんでいる「生きる力」のねらいと大きく重なります。

Q3.「ESDを踏まえた環境教育」とそうではない環境教育の違いは何ですか。 

What is the difference between "environmental education and environmental education that is not so on the basis of ESD?"

A3.持続可能な社会の担い手へと児童・生徒をはぐくむような環境教育であるかどうかが 大きな違いです。持続可能な社会をつくるために必要な「価値観」や「能力」を身に 付けるためには、児童・生徒が自ら考え、行動するような「学び方・教え方」が大切 で す 。

 

詳しくはECUのホームページ ESD by ECU をご覧ください。


2015-07-03

ESD program「行かない旅」・"Trip not to go"を開発中です

ECU環境教育委員会とタイアップして「行かない旅」・"Trip not to go"と名付けた地域環境教育教材を開発しています。

わたしたちはそれを、7月と8月に近隣の自治体で試行する予定です。

We cooperate with ECU environmental education Committee and develop the local environmental education teaching materials which named "Trip not to go".

We are going to try it in the local government of the neighborhood in July and August.


2015-06-10

平成27年度環境保全功労者等環境大臣表彰式に佐々木進市会長がECU理事長として参列

ECU理事長として望月環境大臣から表彰を受ける佐々木進市会長

Mr.Sasaki received commendation from the Minister of the Environment.



2015-06-02

弊会が所属するECUの平成27年度環境保全功労者表彰・環境大臣賞受賞決定!

「環境保全功労者表彰」は「環境保全の推進のため、多年にわたり、顕著な功績のあった者・団体」を環境大臣が表彰するもの。今年度は12件( 8名、4団体)が対象です。

表彰式は6月10日(水)、東京都千代田区のグランドアーク半蔵門で開催されます。

ECUから弊会会長でもある佐々木進市理事長が団体代表として出席し、望月環境大臣から表彰を受けます。


2015-05-29

涸沼(hinuma)がラムサール条約・Ramsar Convention登録

NEW RAMSAR SITES in JAPAN

鉾田市、茨城町、大洗町にまたがる涸沼(hinuma)(面積935ha)(茨城県・ibaraki)が登録。茨城県単独では初となる登録です。県内では、群馬県、栃木県、埼玉県の4県にまたがる渡良瀬遊水地に続いて2カ所目。 

日本で同時に登録されたのは、

a) 中之条町と草津町にまたがる芳ケ平(yoshigadaira)湿地群(887ha)(群馬県・gunma)

b) 佐賀市の東よか(higashiyoka)干潟(218ha)(佐賀県・saga)

c) 鹿島市の肥前鹿島(hizenkashima)干潟(57ha)(佐賀県・saga)

です。

茨城県、群馬、佐賀のみなさんおめでとうございます。 

来月3日にも認定登録証が授与される予定です。

 

ラムサール条約・Ramsar Conventionには、ワイズユース・Wise Use(賢明な利用)という重要な概念があります。

この概念は持続可能な開発・Sustainable Developmentと同義と考えられます。

ECUのESDではワイズユース・Wise Use(賢明な利用)を大きく取り上げます。


2015-05-22

ESD by ECU

 会長 佐々木進市

  Chairman SASAKI Shin-ichi


「持続可能な社会」とは、日本の詩でよく使われるいわゆる「枕詞」ではありません。それはESDのもっとも重要な概念です。 

ESDでは、「持続可能な社会」がスタートであり、ゴールです。 


"The sustainable society" is not so-called customary epithet used in Japanese poetry well. It is the most important concept of ESD. 

In ESD, "sustainable society" is a start and is a goal. 


社会は人間によってつくられます。

社会をつくるためには人間をつくる必要があります。 

ESDは「持続可能な社会」をつくる人間をつくります。 


The society is made by a human being. 

It is necessary to make a human being to make society.

ESD makes a human being making "sustainable society".

 

「持続可能な社会」とは何か。

「持続可能な社会」をつくる人間にはどんな能力が必要か。

 

What is "sustainable society?"

What kind of ability is necessary for a human being making "sustainable society?"

 


2015-05-14

今後の活動方向

佐々木進市会長が、わたしたちの活動の方向をいくつかのキーワードを使ってまとめましたので発表します。

 

わたしは次のような6つのキーワードにもとづく活動を提唱します。

I propose the activity based on six following keywords.

                                                    Chairman SASAKI Shin-ichi

 ・NEW JOMON

日本で一万年持続した縄文社会の知恵を世界の未来に活かします。わたしたちは世界が新しい縄文時代(New Jomon period)に入る道をさぐります。

縄文社会はわたしたちが「持続可能な社会」を考えるための、世界共通のプラットフォームです。

When The Inland Sea of Japan was still plains, global warming began.

・・・・Then, "sustainable society" lasted 10,000 years in the Japanese Islands (Jomon period).

The Jomon society is a platform common throughout the world for us to think about "sustainable society".  *The word jomon means "straw-rope pattern".

 

・ESD by ECU

持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)について、わたしたちはそれが社会に受け入れられやすくするために”ECUのESD”として推進します。

そのための方法として、①分かる、②伝わる、③広まる、という3つのステップを重視します。①easy to understand ②easy to express ③easy to spread out

具体的な内容としては、過去の「持続した社会・The society which lasted」、「持続しなかった社会・The society which did not last」、現在の「持続しないかもしれない社会・The society which may not last」を「地域」においてとりあげ、「持続の意味」そのものも含めて研究・学習し、そこから得られる「知恵を未来に活かす」というケーススタディ・Case studyを行います。

 

・Sustainable Development Goals ( SDGs)

今年「持続可能な開発目標」が、国連総会での議論を経て決定されます。世界共通の目標をわたしたちの目標にします。

・Adaptation Plan of the Japan Government

今年、地球温暖化に適応するための日本政府の「適応計画」が発表されます。適応計画は法制化も予定されています。地域の環境特性に精通している全国の環境カウンセラーが活躍できます。

 

・Network of the Local Network

わたしたちの実践の場 (現場・地元)は地域です。地域は歴史・伝統・知恵のつまった宝箱です。環境カウンセラーは地域でさまざまなネットワークを使って活動しています。環境カウンセラーがもっているネットワークをつなげて全国ネットワークとして活用することが重要です。ネットワークは世界に拡大することも可能です。

 

・2030

世界共通の環境目標の多くは2030年を目処にしています。わたしたちもそれに同意します。


2015-04-27

女性会員募集の予告

風人いばらき環境カウンセリング協会では近日、会員を募集します。

今回は、女性会員の募集です。

環境カウンセラーの方、ECU環境教育インストラクターの方が対象です。


2015-04-26

リンク集に追加しました。

発掘情報いばらき(茨城県教育財団):いばらき発、古代ロマン行きの旅へようこそ。